2010年12月27日月曜日

筑波山 -御幸ヶ原コース- (Ⅱ)

一人山納め。
女体山山頂、風は強くないけど、さささささ寒い。。おまけにデジカメのバッテリーがヘタってきました。



男体山の上には、夜道を照らしてくれた月。


女体山の影が筑西市の方に伸びています。その先に赤城山も。


富士山、肉眼ではくっきり見えてるんですが。。

釈迦ヶ岳?


加波山の左奥に雨巻山と高峰山。足尾山の右側に吾国山と難台山。





「謹賀新年~」
と思わず言いたくなる。。





7時12分、女体山をあとにして、男体山へ向かいます。すれちがう人の数が増えてきました。



7時35分、男体山山頂。ここからも富士山がきれいに見えました。



御幸ヶ原、7時45分、下山開始です。登ってくる時は暗がりで登山道の周りがどんなだかさっぱりだったので、登りと同じ御幸ヶ原コースを下ります。


立派な杉の大木がたくさん。

登りでLEDランプのご夫婦とお会いしたのは、ここ↓だったんですね。男女川。往きがけは暗闇で、しめ縄がかかってる、くらいしか分からなかった。。


朝の陽射しの中を下ります。

ケーブルカーの軌道、ここは暗がりの中でも分かりましたね。

夜道の往路のことや山頂での眺めを思い出しながら下っている間、登ってこられる何組もの方たちとご挨拶できました。坂東市からいらした百名山を踏破した方、埼玉からお越しで、筑波山は30数回目とおっしゃってた方。「早いね~。日の出を見てきたの?」「富士山もきれいに見えたでしょう。」「暗いうちに出発したの?」などなど、いつにも増してたくさんの方と言葉を交わすことができました。




8時46分、宮脇駅。名残惜しいけど終了です。筑波山神社にもう一度お参りして帰りました。


筑波山、いい山納めになりました。今年は、しばらく離れていた山をゆっくり再開しました。そして、できれば家族で楽しみたいと思いました。家族でとなると、物心両面の準備がそれなりに必要で、毎度毎度というわけにはいきませんが、一人で歩いた山も次は家族で、といつも思います。


~2010年のお山~
一番印象的で楽しかったのは、家族三人そろっての初山行:茶臼岳、一番エキサイティングだったのは、初冬の日光白根山でした。

 筑波山(白雲橋コース・つつじヶ丘コース・つくし湖コース御幸ヶ原コース877m
 加波山709m
 難台山553m
 雨巻山533m
 宝篋山461m
 大文字山(京都府)466m(山頂西側440mピークまで)
 愛宕山(笠間市泉)305m
 清水山(京都府)242m

拙いブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしく。良いお年を~

Yodel-Ay-Eeee-Oooo♪ 

2010年12月25日土曜日

筑波山 -御幸ヶ原コース- (Ⅰ)

今年も残り一週間。一人、山納めです。今年最後のお山は、我らがホーーーム!


筑波山


全山パゥワースポット!ですぞ。


今回は、筑波山神社から御幸ヶ原コース、筑波山4回目の私にとっては、お初です。
一度山頂から朝日を拝みたいと思っていました。その点、今朝はグッドな条件。ただ、ひまわりの画像を見ると、関東の東海上に雲が映っていたので、その雲越しのご来光になりそうです。

観光案内所わきの市営第二駐車場に車をとめて、午前4時40分、でっぱつ。
ケーブルカーの宮脇駅までは約10分。途中、筑波山神社にお参りをしました。誰もいない境内に、拍手の音が、ちょっと恥ずかしいくらいに響きますね。そうそう、それから随神門に「謹賀新年」の文字が挙がっていました。初詣はたいへんな賑わいになるんでしょうね。

宮脇駅からが本番。木々の間からのぞく月齢19日の月が、私の影をくっきりと夜道に映しだして導いてくれます。木々が鬱蒼として月明かりが全く差し込まないような場所以外は、ヘッドランプを消してゆっくり歩きました。その方が山道の奥行きが分かっていいと思うんです。時折、振り返ると、つくばの街明かりが垣間見えて、それはそれは・・・すばらし。

御幸ヶ原コースは、途中ケーブルカーの軌道(のトンネルの上)をまたいで、後はトラバース気味に山頂駅裏まで行きます。5時34分、トラバース地点。ここから少し行ったところで、お歳上のご夫婦に追いつきました。ヘッドランプと言えば今はLEDなんですね。私のは10年以上前の電球式。。別れ際に、ご夫婦が私の行く手を背後から照らしてくださって、『わ、明るい・・』。LEDランプの威力を目の当たりにした次第でございます。

5時51分、宮脇駅からちょうど1時間、御幸ヶ原まで300mの標識。ほどなく、森がうすくなり、薄明の空が頭上に見えるようになりました。もうランプは不要です。ようやく、この辺りから私のデジカメでも撮れる明るさになってきました。



最後に、しばらく続く階段を登りつめると、御幸ヶ原。6時10分、駐車場からちょうど1時間半。まずまずのタイムです。


霞ヶ浦と明けの明星

真壁の夜景

御幸ヶ原から女体山

東の空がどんどん明るさを増していきます。日の出は6時50分頃。撮れるものを撮って、女体山に急ぎます。


女体山に着くと、4組くらいの人たちが朝日を待っていました。私が着いた後も何組か到着。

霞ヶ浦の水面のすぐ上に、太平洋上に広がる雲のシルエット、そこを中心に光が漲っていきます。西の方を見ると雪をまとった富士山がうっすらとピンク色に染まっていました。男体山の上空には青い月が佇み、禅譲の時を待っています。
東の雲の輪郭がするどく煌めき始めます。

6時50分、太陽の閃光が瞳孔を射しました。



いつも思いますが、日の出の過程は実にダイナミック。目の前の世界が、何か決まった手順に沿って、静から動へと次々始動していくように見えて、興奮を覚えます。



山納めに、願ったり叶ったりな山行になりました。


次回、下山途中に撮った写真をまとめます。つづく~

Yodel-Ay-Eeee-Oooo♪ 

2010年12月24日金曜日

宝篋山 (要害展望所)

12月23日(木)、風が強かったけど一日快晴。日中は、うちの掃除など。そのまま、うちにいるのも何なので、自称病み上がりの妻を引っ張り出して、家族三人、夕日を見に出かけました。

要害展望所(から少し小田休憩所側に下った所)、ついこの間、宝篋山の下り道で息子と二人夕日を楽しんだ場所です。小田休憩所の駐車場からゆっくり歩いて、ちょうど日没に間に合いました。



↓スカイツリー?



妻と子と 歩み来たりて 眺むるは 燃ゆる夕富士 あぁ・・素敵

Yodel-Ay-Eeee-Oooo♪ 

宝篋山 (Ⅲ)

ささやかな昼食。ラーメン(いつも通り進化してない)・りんご・助六寿司・ランチパック(ブルーベリー&マーガリン)・十勝バタースティック。いつも改善したいと思いつつ、そのままです。

ただ、これだけの眺めがあれば、胸いっぱい、お腹もいっぱい!(いや、お腹はちがいます)

ゆっくり眺めを楽しむことができました。

食後にコーヒーをいれたところで、来ました、トイレコール!そろそろかなと思ってました。いつもどおり、かなり切迫したご様子。急いで片付けをして、飲みかけのコーヒー片手にバイオトイレへGO!トイレまで数分はかかりますね。息子を見ると、間に合わなかった?と思わせるような歩き方。でもセーフです。大小ともに長持ちするようになりました。

バイオトイレ、終わった後にスイッチを入れると攪拌器で混ぜかえすようになってるんですね。しばらく見入ってしまいました。

私もすっきりしたところで時計を見ると、もう2時半すぎ。息子の歩きを考えると、ゆっくりしてはいられません。そのまま、小田城コースへ。



山歩きをしていて、ふと思うのは、要所要所についている道標や植物の名札、山道が整備されていたり、信仰のしるしを見ると、その山に関わっている方たちの人柄や、山に対する愛情や畏怖みたいなものを感じるなってことです。私みたいなのは、時々ふらっとやって来て、その山のほんの横顔を見て、「わぁー」とか「おぉー」とか言ってるお気楽者です。





下りは、始め尾根上の緩やかな道をたどり、途中グッと下った後、まっ平らな道になり、しばらく行くと富岡山頂への分岐がありました。日が大分傾いていたけど、ここまで来れば先が見えたようなものなので、富岡山を覗いてみることに。

田園の向こうにつくばの街並みと、背後には夕日に染まる宝篋山を眺めることができました。




富岡山から小田休憩所方向へしばらく進むと要害展望所。





一番奥の崖上の小道を突先まで行くと、夕日が真正面に。
ふと目を移すと、富士山のシルエットが夕日のとなりに浮かびあがっています。
きれいだぁ。。


ここでデジカメのメモリカード(32MB!)がいっぱいになり、携帯電話のバッテリーも既にこと切れていて、写真は打ち止めです。太陽が沈んだ後も少し見ていると、(多分)短い飛行機雲が富士山のまわりにいくつも煌めいては消えていきました。感動的。。

「あそこ(太陽が沈んだところ)は、やまの向こうで爆発してるみたいだね」
とは、副隊長の見立て。たしかに。。


午後4時40分、駐車場に到着。もう、うちの車だけでした。
日没にかかってしまったけど、最後にいいもの見れて良かったです。



宝篋山、次は是非、山頂で朝食を。。


Yodel-Ay-Eeee-Oooo♪