2012年6月15日金曜日

やまは家族で -中山(北八ヶ岳)-(Ⅲ)

実は今回、山靴を新調しました。(ひざっこぞうとほっそいスネは息子の)
モンベル GORE-TEX ツオロミーブーツワイド(ガ、ガチャピンが・・)

夏場の長期縦走やハイキングなどに最適な「GORE-TEXツオロミ―ブーツ」をベースに、足囲を大きく設計することで、足幅の広い方や甲高の方にも快適にご使用いただける、4E対応のワイドモデルです。アッパーは耐摩耗性に優れたポリエステルと剛性の高い2.2mm厚の高品質ヌバックレザーで構成し、長時間のハードな歩行や重装備でのトレッキングでも横方向のぶれを防いで抜群の安定感を維持します。前方向の屈曲部には歩行時に生じる前後の屈曲運動を妨げないカットを施し、運動性にも優れます。ミッドソールは軽量ながら適度な硬さを持ち、衝撃吸収性にも優れたビブラム社製E.V.A.を採用。ひざへの負担を軽減するとともに、ガレ場などでの岩や石からの足裏への突き上げを防ぎます。アウトソールは、幅広のモンベルオリジナルのビブラムソールを使用。濡れた木道やぬかるみでも安定感と滑りにくさを発揮します。

『おぉ・・うん・・すごい・・』

くらいですが、私の理解力では(^_^;)スミマセン
ツオロミーブーツ(ワイドじゃないやつ)だと、ちょっと狭い気がしました。お店で足囲を計ってもらうと2E(平均よりちょっと広め)。ワイドの方が履いてて断然気持ち良かった。ハイカットの山靴は実に10数年ぶり。この安定感ときたら感動的です。しかもゴア。ゴアの靴って、わたし的にはすんごく贅沢感があります。3年前にトレイルシューズを買ったのが、ゴア靴初体験。ずっと以前は、ゴアの靴履いてるなんていったいどこのどなた様?みたいな気がしたもんですが、今はみんなゴアなんですね。


天狗岳

これまでローカットの靴で歩いていて、下山後に(実は古傷を負ってる方の)足が痛くって仕方ないっていうことが度々でした。でも今回はまったく問題なし。三種の神器とは、よく言えてます。


中山山頂からニュウ。


息子は雪遊び。
ね、これがたまんなく楽しいのです。


展望台まで戻って、しばらく休憩。
頑張った人には、柏餅。




山頂に立つ人(東天狗岳)

山頂に立つ人(西天狗岳)



見えた見えた♪
車山





気温10℃、風がありました。じっとしてると寒いです。
岩陰で1時間ほど休みました。

12時40分、下山開始。




下りのお楽しみと言えば、
これですよね。

もぉもぉ、大興奮!

うかれちゃって、うかれちゃって。。
100円そりが大活躍でした。


山頂から約1時間、高見石小屋に着きました。

白駒池


高見石の上まで行って小休止。午後2時頃までいました。


高見石小屋、一度お泊まりしたい。


丸山。高見石小屋から約30分。10分休憩、気温11.7℃。
風もなく、ほっ・・。ここまで来ればね。

緑色の人



↑まだやってる(笑)。


丸山から約1時間、午後3時半、麦草ヒュッテに到着しました。朝出発してから7時間。


天気がもって良かった。



登りじゃ弱音をはいてた息子も、下りでは大はしゃぎ。
存分に楽しんでくれました。

3人で1つ、ご褒美です。



次は天狗岳いきたいなぁ。


一年ぶりの雪道を良く歩きました。おつかれ!

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2012年6月11日月曜日

やまは家族で -中山(北八ヶ岳)-(Ⅱ)

今回、重大な忘れ物が。。ちっちゃい方のお土産セット(要するに携帯トイレ)をうちに置いて来ちゃってました。麦草ヒュッテから歩き始めてすぐ森の入り口で、早速・・とても早速、「おしっこしたいよ・・」と息子。『なーーんで駐車場(のトイレ)でやってこねえんだ!』(心の叫び

ま、幸いと言うか、ここで思い出したんですね。持って来てなかったのを。
「しゃあない。戻るか。」
駐車場まで一度戻り、空のペットボトル(あくまで子供用に,キャパ2L)を一つ、それ用に持って行くことにしました。


それとは別にアイゼンですが、事前にネットでルート状況を調べてみると、もうほとんど必要なさそうでした。が、やっぱり持って行くだけ持って行こうと。で、持って来たから、まあ、履いて行こうと。

息子は初めて。
まだ足が小さいので、ミニアイゼンのバックルだけではブレます。バックルとは別に細引きをかかとに回して2点で固定するようにしました。これで登りは十分。下りではやっぱり緩みやすい感じでした。




大人だけだと全然問題にならないことも、子供と一緒だと一々何かしないといけなくなりますね。ま、嫌いじゃないです、そういうの。改めて気づかされることもあったりしますしね。



倒木を攻略・・


大人は、またぐ。


子供は、くぐる。


『そう言えば自分もそうだったな』とか、『こういうのがちょっと楽しかったりしたな』とか。



9時半、丸山に到着。すったもんだの末、麦草峠駐車場を出たのが8時半だったので、ちょうど1時間。ぼちぼちです。

おぉ・・天狗岳。

お天気で良かった。


そうそう、もう一つ忘れ物が。。息子用にと考えていた私の古いスパッツ、これも自宅に置き去りにしてきてました。
試着して喜んでたのに。。

仕方ないので私の分を息子に。足もとでダブつく分はガムテで処理。



10時、高見石小屋。

ここからちょっと下った後、高度差 220m の単調な登りが続きます。
地形図を見せて「こんだけ登ったら、あとは平らだから、な!頑張ろうな!」



身体が重たそうな妻が、登りの途中で「あとどれくらい〜?」
こういう時の答え方って難しい。「3分の1くらい来たね。」と、これがいけなかった。
「あと、、あと半分以上残ってんの・・」
かなりショックだったみたいで。。
実は、あと一息のところまで来てたのが、すぐに判明しました。
ま、こんなこともあるさ(笑)。


高見石小屋から約1時間。上へ出ると風当たりが強くなってきました。森が切れるあたりで小休止。


この先はヤッケ(というか合羽)着ていきます。



雲が近い。



蓼科山、見えた。

よく頑張った。上出来、上出来。

11時20分、着きました。
中山山頂 2,496 m、”やまは家族で”シリーズ記録更新です。

つづく〜
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2012年6月9日土曜日

やまは家族で -中山(北八ヶ岳)-(Ⅰ)

妻がちょっと嘆いてました。ママ友とおしゃべりしてる時に「○○山に行ってきた♪」とか言っても、たいてい分かってもらえないと。
 「富士山!」とか「谷川岳!」とかだったらママ友も「おお〜!すごいすごい。」っていうことになるんだろうけど、「月山♪イエイ(^o<)」とか「車山♪フフフ(^-^)」とか言ってもね・・普通は通じないです。通じない。。『?(・_・)?それどこ?(・_・)?シラナイ』。

だからって訳じゃないですが、でもここなら、
「八ヶ岳行ってきた♪(初心者コースだけどエヘヘ^-^)」
って言えるでしょ。分かってもらえる確率高いです。


5月5日こどもの日(だいぶん前の話しですが)、残雪を求めていってきました。
麦草峠から丸山を経て中山の往復です。





今年のゴールデンウィーク、前半は良かったけど後半はちょっと・・な天気でしたね。

好天にめぐまれた前半はいろいろあって動けず、その後の週間予報を見て『今年のGWはもう諦めるか・・』などと腐ってたんですが、5月3日になると『5日あたり行けそうじゃ?』期待できる感じがしてきました。


北関東自動車道


6日(日)までは天気が持ちそうになかったので、後泊なしで4日(金)と5日(土)の1泊2日ということにしました。3日(木)の夕方、足りないものをどたばた買い出しに行って、4日(朝発ちのつもりが・・)昼前に自宅を出発。

ドライブ日和でしたね。

上信越自動車道


関東平野はだいたい晴れ、長野側は曇ってました。

高速道路を下りてからキャンプ場までの間、雷雨の下を一度だけ。






この日の泊まりは麓のキャンプ場。明るいうちに着けました。時々小雨がパラパラくる中、傘をさしさし夕食の用意を。いつもどおりカレーです。


ちょっと不調気味な妻はテントの中でゴロン。息子は将棋盤を出して何かやってる。


翌日の好天を見込んで来てるんだけど、雨がパラパラ降ってるとやっぱり気になります。
『ほんと大丈夫かぁ?』


息子は午後8時に就寝。大人は9時。テント内14.6℃。
麓だと、あまり寒さが気にならない季節になりました。







翌朝(テント内11℃)・・

いいです。雲うすいです。ていうか近似的には晴れてます。


夕食の残りごはんと切り餅で、朝食は力雑炊。



起床してからキャンプ場を引き払うまでちょうど2時間。わお!
我々にとっては驚異的な早さです。




7時半前、麦草峠駐車場。まだ数台分のスペースがありました。
駐車場から林を抜けて、麦草ヒュッテへ。


さ、こっからです・・


やった、晴天。。晴天である。でぇっぱつ!


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