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2012年1月26日木曜日

やまは家族で -箱根山-(Ⅳ)

新春箱根山ツアー最終日朝。富士山が雄大な姿を見せてくれました。











昨年末あたりから、富士山関連のニュースが目に留まるようになりました。

Weekly AERA (12月12日号)富士山 噴火と崩壊の恐怖,日経サイエンス(2月号)「特集:迫る巨大地震 」,毎日新聞(12月30日)「リスクと向き合う:3・11を経て M9以上の地震、火山に「波及」 大噴火対策を本格検討」、いずれも3月11日の東北地方太平洋沖地震の直後3月15日に起きた静岡県東部地震と富士山の火山活動との関連についての記事が載っています。年が明けて1月15日、テレビ朝日ザ・スクープスペシャル「過去からの警告~古文書と考古学が語る巨大津波~」の中でも取り上げられていました(当日肝心なところを居眠りして見逃しましたw)。

ま、話題になったから何か起きるだとか、話題にならないからどうだとか、そういんじゃないですが、富士山の活動史や地下構造、噴火のメカニズムからして、注意を要するらしい。



冬場、天気がいい日の夕暮れ時には、うちの近くからも、富士山がきれいなシルエットになってよく見えます。昨年、金時山()へ登った時にその姿を間近に眺めてから、いつか富士山に登りたいなぁと思うようになりました。


もしも富士山で噴火が始まったら富士登山なんてできなくなるし、ましてセントヘレンズや磐梯山みたいに山体崩壊を起したりしたら、あのきれいなシルエットは。。


そして、うちの辺りにも火山灰が積もることになるのかな。雨なら普通自分で流れてなくなってくれるけど、そうでないものが降ってくると大変です。雪だとか・・


(関東では)電車は遅れるし道路は渋滞だし。ま、雪ならいつか解けますが、火山灰はずっと厄介なんでしょうね。

今まで経験したことのない災害に備えるために重要な個人の能力の一つが、想像力だとか。『ここでヤバいことになったら・・、あそこで万一あんなことが起きたら・・』などなど思い描いて、自分の状況を悪化させないための回路を頭の中につくり、必要な準備をしておくのだそうです。ずぼらな私にはちょっと難しそうです。

五感とか感情に通ずるところを刺激してくれる小説のような読み物は、そういう意味で助けになるなぁと思ったりします。今まで読んだ小説の中で、富士山噴火に関するものをあたってみると、
 怒る富士 上・下(新装版),新田次郎,文春文庫,2007/09/10
 昼は雲の柱,石黒 耀,講談社,2006/11/29
この際読み返してみようか。「昼は雲の柱」は文庫版「富士覚醒」が昨年出版されています。火山災害物っていうくくりだと、
 死都日本,石黒 耀,講談社文庫,2008/11/14
 カグツチ 上・下,正吉良カラク,講談社,2007/10/17
もありました。どちらも霧島山の話。「カグツチ」はマンガ。「死都日本」は今読み返してるところです。2度目でもグイグイ引き込まれて読んでしまいます。

そういえば、ちょうど一年前の今日(1/26)、新燃岳でマグマ噴火が始まったのでしたね。現在、噴火はなく、マグマの供給も少し減ってきたそうですが、依然予断を許さない様子。霧島も一度いってみたい山。またひどい災害になったりせず、収束してくれればいいのですが。




















最終日の朝食は、お餅と餃子の雑炊。駒ケ岳山頂で食べた前日の昼食と中身がほとんど同じ。やっぱりお餅はいいですね。力がつきます。


私の小さい頃、冬になってミカンがでまわるようになると、母方の祖母が練炭でよく焼きミカンにして食べていました。その頃は、何か変な味に思えておいしいと思えなかったのですが、今回試してみました。これがこれが・・最高。じっくりと焦らず、転がしながら中まで火を通すのがこつ。ホカホカでジューシー。息子も気に入ってくれました。











ゆっくり午前10時すぎ、キャンプ場を発ち、前日姥子駅から車で下ってくる時に見かけたラスク屋さんに寄ってみました。


妻が、たくさん。。ママ友へのお土産だそうです。

ここからも金時山がよく見えました。



神奈川県立生命の星・地球博物館にもちょっと寄ってみました。”旅して学べ”です。
チンタオサウルス

箱根ジオパーク構想。今年3月に、日本ジオパーク申請を行う予定だとか。火山あり、歴史あり、とても適してる気がします。そういえば、富士山の世界遺産登録申請も、今年と来年が大詰めなのですね。


展示のひとつ、東海道分間延絵図(とうかいどうぶんげんのべえず)
駒ヶ岳の山頂をよく見ると、↑元宮がない??

今、山頂に建っているのは、昭和39年に再建されたものなんだそうです。
なるほど!勉強になりました。
クシファクチヌス


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2012年1月24日火曜日

やまは家族で -箱根山-(Ⅲ)




午後2時過ぎ、駒ヶ岳に着きました。

山頂、広い!

箱根元宮。右奥は大山

箱根元宮、地形と調和したそのフォルム

駒ヶ岳ロープウェイ、四角い構造体。下りでお世話になりました。


ここで、スカッと晴れていることを期待してたんだけど、頭上は雲。眺めは、かつがつ、、何とかありました。



遅めのお昼。


お餅と餃子とキムチで、ちからラーメン。お餅がよかった。お腹にたまって、あったまりました。


芦ノ湖,外輪山山伏峠,駿河湾





















駒ヶ岳で思う・・


芦ノ湖,三国山,奥に愛鷹山・・この起伏、大地の抑揚。


相模湾。関東地震の震源域、相模トラフの北端。


夕陽にきらめく駿河湾。巨大地震の巣、南海トラフの北端。


ここは箱根火山。

大涌谷の煙

壮大なメカニズム、地殻変動の結末が地表に露出する場所。


駒ヶ岳

ふと思うのです。地質学的スケールに比べればほんの刹那的な時間に、自然の恵みと激しさの間で偶然にも生かされている、吹けば消えるほどの我が身であると。。










箱根園からバスで姥子へ










あとは温泉へ直行しました。

温泉将棋♬


食事をすませ、時間いっぱい休憩室でねばり、キャンプ場に戻ったら速攻で就寝。
これぞ必勝パターンです。ぐっすり眠れました。


新春箱根山レポ、あともう一回だけ。。

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2012年1月18日水曜日

やまは家族で -箱根山-(Ⅱ)


これまでの「やまは家族で」シリーズ、茨城県内の山と米山以外すべて火山(那須岳,赤城山,金時山,高原山,燧ケ岳,月山,霧ヶ峰)。
火山率高し!

日本で山歩きをする限り、おのずとそうなりますね。


こういう所へ来ると、ワクワクするんです。子供の頃から。


人生最初の火山体験(というのかどうか)は大分県の九重硫黄鉱山でした。幼い頃、父に連れられ、硫黄の露出する噴気孔のすぐ脇を通って、すがもり小屋に泊まりに行ったりしたものでした。すがもり小屋は1997年に閉鎖され、今では石積みの外壁が残るのみとか。


父は仕事柄(+趣味)、玄武岩やら安山岩やら何とか岩やら、いろんな種類の岩石を日頃集めていましたが、試料集めと称して硫黄の塊を持ち帰ったり(←NGです)。私も当時、父のまねをして石ころを持ち帰ったり(←NGです)。「これは〇〇岩、あれは〇〇岩」とか、父が実地にいろいろ教えてくれたのですが、全く覚えていません。お花やなんかと同じで、石の種類が分かったりするととても楽しいと思うんですが、もーちんぷんかんぷんで、、残念な息子。。


幼少期の思い出のつまった九重ですが、1995年の硫黄山噴火当時、一部立入り規制されました。それまで、ただ、楽しい場所:九重、みたいな認識でしかなかったのですが、山がちょっと噴けば、レジャーとかそういうのも吹っ飛ぶのか・・と思ったりしました。昨年1月に新燃岳が噴火した霧島山では現在も大部分が入山規制の対象です。今、普通に山歩きを楽しんでいる山も、ずうっと今のまま楽しめるというわけではないかもしれないのですね。







ミヤマシキミ?

スギゴケ(寒そう・・)

立派な霜柱。15cmくらいはあったか。


足元の土が凍って浮き上がってる。おそるべし土壌水分。







大涌谷を出て約1時間半、冠ヶ岳山頂。12時を過ぎていました。ちょっと押し気味です。小休止の後、すぐに出発。


小田原(小田原城?が右隅に写ってた)





神山山頂まで、もう一息。







12時45分。今回の最大高度1,437m。

三角点とともに


大涌谷からたっぷり2時間でした。






神山山頂の手前から、冠ヶ岳、奥は長尾山と金時山。

昨年、金時山から見た神山,冠ヶ岳




やはり、箱根山の盟主、神山・・


金時山を見下ろすかっこうになる。




神山山頂で10分ちょい休憩しました。




たいてい人には、嬉しくなるスイッチとか、いらいらスイッチとか、いろんな心理的なスイッチがあると思うんですが、妻と付き合ってた頃から今も変らぬ不機嫌スイッチがあります。私の場合眠くなると不機嫌になり、妻は、お腹がすくと不機嫌になりやすいんです。


姥子駅から歩き始めて3時間、もう午後1時。妻がふと、「腹減った・・」。


駒ヶ岳


そういう時は速やかに食べ物を与えないといけません。

ただ、昼食をとるのは神山より駒ヶ岳の方がいいと思っていたので、行動食で我慢してもらいました。結婚して12年、付き合い始めてから・・えぇと・・16?7?年、ま、お互い何かと気長になったものです。





駒ヶ岳ロープウェイ

冬場は木の葉が落ちてる分、木々の間からいろいろ見える。

箱根元宮


箱根峠,国道1号線の渋滞


午後1時40分、神山と駒ヶ岳の鞍部。

そういえば、今回の息子、ここまでお土産無しです。
そろそろお土産卒業かな?(それともウンの尽き?)







空腹に耐え、みんなよく歩きました。もうちょいで今回のゴール駒ヶ岳。


行こう、あのお山のてっぺんへ。


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