2012年1月18日水曜日

やまは家族で -箱根山-(Ⅱ)


これまでの「やまは家族で」シリーズ、茨城県内の山と米山以外すべて火山(那須岳,赤城山,金時山,高原山,燧ケ岳,月山,霧ヶ峰)。
火山率高し!

日本で山歩きをする限り、おのずとそうなりますね。


こういう所へ来ると、ワクワクするんです。子供の頃から。


人生最初の火山体験(というのかどうか)は大分県の九重硫黄鉱山でした。幼い頃、父に連れられ、硫黄の露出する噴気孔のすぐ脇を通って、すがもり小屋に泊まりに行ったりしたものでした。すがもり小屋は1997年に閉鎖され、今では石積みの外壁が残るのみとか。


父は仕事柄(+趣味)、玄武岩やら安山岩やら何とか岩やら、いろんな種類の岩石を日頃集めていましたが、試料集めと称して硫黄の塊を持ち帰ったり(←NGです)。私も当時、父のまねをして石ころを持ち帰ったり(←NGです)。「これは〇〇岩、あれは〇〇岩」とか、父が実地にいろいろ教えてくれたのですが、全く覚えていません。お花やなんかと同じで、石の種類が分かったりするととても楽しいと思うんですが、もーちんぷんかんぷんで、、残念な息子。。


幼少期の思い出のつまった九重ですが、1995年の硫黄山噴火当時、一部立入り規制されました。それまで、ただ、楽しい場所:九重、みたいな認識でしかなかったのですが、山がちょっと噴けば、レジャーとかそういうのも吹っ飛ぶのか・・と思ったりしました。昨年1月に新燃岳が噴火した霧島山では現在も大部分が入山規制の対象です。今、普通に山歩きを楽しんでいる山も、ずうっと今のまま楽しめるというわけではないかもしれないのですね。







ミヤマシキミ?

スギゴケ(寒そう・・)

立派な霜柱。15cmくらいはあったか。


足元の土が凍って浮き上がってる。おそるべし土壌水分。







大涌谷を出て約1時間半、冠ヶ岳山頂。12時を過ぎていました。ちょっと押し気味です。小休止の後、すぐに出発。


小田原(小田原城?が右隅に写ってた)





神山山頂まで、もう一息。







12時45分。今回の最大高度1,437m。

三角点とともに


大涌谷からたっぷり2時間でした。






神山山頂の手前から、冠ヶ岳、奥は長尾山と金時山。

昨年、金時山から見た神山,冠ヶ岳




やはり、箱根山の盟主、神山・・


金時山を見下ろすかっこうになる。




神山山頂で10分ちょい休憩しました。




たいてい人には、嬉しくなるスイッチとか、いらいらスイッチとか、いろんな心理的なスイッチがあると思うんですが、妻と付き合ってた頃から今も変らぬ不機嫌スイッチがあります。私の場合眠くなると不機嫌になり、妻は、お腹がすくと不機嫌になりやすいんです。


姥子駅から歩き始めて3時間、もう午後1時。妻がふと、「腹減った・・」。


駒ヶ岳


そういう時は速やかに食べ物を与えないといけません。

ただ、昼食をとるのは神山より駒ヶ岳の方がいいと思っていたので、行動食で我慢してもらいました。結婚して12年、付き合い始めてから・・えぇと・・16?7?年、ま、お互い何かと気長になったものです。





駒ヶ岳ロープウェイ

冬場は木の葉が落ちてる分、木々の間からいろいろ見える。

箱根元宮


箱根峠,国道1号線の渋滞


午後1時40分、神山と駒ヶ岳の鞍部。

そういえば、今回の息子、ここまでお土産無しです。
そろそろお土産卒業かな?(それともウンの尽き?)







空腹に耐え、みんなよく歩きました。もうちょいで今回のゴール駒ヶ岳。


行こう、あのお山のてっぺんへ。


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