2010年12月25日土曜日

筑波山 -御幸ヶ原コース- (Ⅰ)

今年も残り一週間。一人、山納めです。今年最後のお山は、我らがホーーーム!


筑波山


全山パゥワースポット!ですぞ。


今回は、筑波山神社から御幸ヶ原コース、筑波山4回目の私にとっては、お初です。
一度山頂から朝日を拝みたいと思っていました。その点、今朝はグッドな条件。ただ、ひまわりの画像を見ると、関東の東海上に雲が映っていたので、その雲越しのご来光になりそうです。

観光案内所わきの市営第二駐車場に車をとめて、午前4時40分、でっぱつ。
ケーブルカーの宮脇駅までは約10分。途中、筑波山神社にお参りをしました。誰もいない境内に、拍手の音が、ちょっと恥ずかしいくらいに響きますね。そうそう、それから随神門に「謹賀新年」の文字が挙がっていました。初詣はたいへんな賑わいになるんでしょうね。

宮脇駅からが本番。木々の間からのぞく月齢19日の月が、私の影をくっきりと夜道に映しだして導いてくれます。木々が鬱蒼として月明かりが全く差し込まないような場所以外は、ヘッドランプを消してゆっくり歩きました。その方が山道の奥行きが分かっていいと思うんです。時折、振り返ると、つくばの街明かりが垣間見えて、それはそれは・・・すばらし。

御幸ヶ原コースは、途中ケーブルカーの軌道(のトンネルの上)をまたいで、後はトラバース気味に山頂駅裏まで行きます。5時34分、トラバース地点。ここから少し行ったところで、お歳上のご夫婦に追いつきました。ヘッドランプと言えば今はLEDなんですね。私のは10年以上前の電球式。。別れ際に、ご夫婦が私の行く手を背後から照らしてくださって、『わ、明るい・・』。LEDランプの威力を目の当たりにした次第でございます。

5時51分、宮脇駅からちょうど1時間、御幸ヶ原まで300mの標識。ほどなく、森がうすくなり、薄明の空が頭上に見えるようになりました。もうランプは不要です。ようやく、この辺りから私のデジカメでも撮れる明るさになってきました。



最後に、しばらく続く階段を登りつめると、御幸ヶ原。6時10分、駐車場からちょうど1時間半。まずまずのタイムです。


霞ヶ浦と明けの明星

真壁の夜景

御幸ヶ原から女体山

東の空がどんどん明るさを増していきます。日の出は6時50分頃。撮れるものを撮って、女体山に急ぎます。


女体山に着くと、4組くらいの人たちが朝日を待っていました。私が着いた後も何組か到着。

霞ヶ浦の水面のすぐ上に、太平洋上に広がる雲のシルエット、そこを中心に光が漲っていきます。西の方を見ると雪をまとった富士山がうっすらとピンク色に染まっていました。男体山の上空には青い月が佇み、禅譲の時を待っています。
東の雲の輪郭がするどく煌めき始めます。

6時50分、太陽の閃光が瞳孔を射しました。



いつも思いますが、日の出の過程は実にダイナミック。目の前の世界が、何か決まった手順に沿って、静から動へと次々始動していくように見えて、興奮を覚えます。



山納めに、願ったり叶ったりな山行になりました。


次回、下山途中に撮った写真をまとめます。つづく~

Yodel-Ay-Eeee-Oooo♪ 

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